
やっぱりスピード感は大切
少々雑でも、前に進んでいく生徒さんの方が成績は上がりやすい。
これはわたしが指導をしていく中で常々感じていることです。感じているということは、実際多くの生徒さんを見てきた中で、多くの生徒さんの傾向がそうだということです。
中には叱られまいと先に進んでいるように見せかける生徒もいますが、それはすぐに見破られます。
なので、もちろん気持ちありきで、ちゃんと問題に取り組みながら、先に進んでいくというのが条件です。
だからわたしは急かします。別に、わかりやすく教える教えない、の問題ではありません。それは棚に上げてでも、なかなか前に進めない生徒の言い訳など聞きません。
「やったけどわからなかった」と発したら、「それはやらなかったからでしょ?」とすべてはねのけます。実際そんなことを発する生徒さんの99%は何もやってないに等しいです。
でも、数か月後の結果に責任を持って、厳しく対応しているつもりです。
このスピード感をまず植えつけないと次のステップへは進めません。
特に、入会してから1-2か月、この叱咤に対し、「猪子のやろう!口うるさい。」とおっしゃる生徒さんもいるかもしれません(笑)が、
どうか、生徒さんも、お父様お母様もしばらく我慢して様子を見ていただきますようお願いいたします。このペースに慣れてくれば、いろんなことが前に進むようになりますし、実際大したことではありませんから。
私は生徒さんの能力は信じているつもりです。かつ、彼らは人間として一人ひとり、たくさんいいところもあり、個性もあって、かわいらしいです。
しかし、とくに小中学生の学習に対する考えの甘さについては、せっかくふくプロに通ってくださっているのですから、厳しく改善していかなくてはならないと思っているのです。
次は、「もっとすぐに変わっていこうよ!」というお話を近々書いてみようと思います。